住友商事が熊本市で自動運転バスの実証実験を開始

この実験は、2025年2月から自動運転レベル2で始まり、九州初の通年運行を目指しています。

実証実験の背景

  • 熊本市では、運転手不足による路線バスの減便や廃止、自家用車利用者の増加による交通渋滞が課題となっています。
  • これらの課題解決に向けて、自動運転バスの実証実験が行われます。

実証実験の概要

  • 2025年2月10日から、熊本駅と熊本城周辺を周回するバス「しろめぐりん」の一部ルートで、自動運転バスの無償運行が開始されます。
  • 最初は自動運転レベル2で運行し、1日6便程度を予定しています。
  • 2026年度以降は、自動運転レベル4での運行、周辺駅や路線バスとの接続、空港エリアとの連携などを目指します。

検証内容

  • 技術面:坂道やカーブが多い道などでの自動運転システムの挙動や課題を検証します。
  • 社会受容性:地域住民や観光客の受け入れ状況や満足度を検証します。
  • 利用者の行動変容:熊本城周辺の観光客の回遊性向上への影響を検証します。

運行車両

  • ティアフォー製のMinibus 2.0が使用されます。
  • 乗車定員は15人です。

各者の役割

  • 熊本市:事業全体の総括
  • BOLDLY:車両手配、運行・技術支援、遠隔監視システムの提供など
  • ティアフォー:自動運転システムの提供
  • TakuRoo:運行・遠隔監視システムの運営
  • 住友商事:事業全体の企画・管理
  • 住友三井オートサービス:車両のリース

この実証実験は、熊本市の交通課題解決と持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩となります。

熊本市で自動運転バスの実証を開始 | 住友商事

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