住友商事は、低炭素セメントの製造技術を持つFortera社と、日本での製造事業化に向けた事業性調査に関する覚書を締結

この調査には、パイロット生産の検討も含まれており、国内大手セメントメーカーである住友大阪セメントと共同で進められます。

背景

  • セメント製造は、日本全体のCO2排出量の4%を占める主要な排出源
  • 特に石灰石の熱分解プロセスからのCO2排出量が多い

Fortera社の技術

  • セメント製造時に発生するCO2を酸化カルシウムに再吸着させ、低炭素セメントを製造
  • これにより、CO2排出量を60%削減可能
  • 再生可能エネルギーを利用すれば、カーボンフリーセメントの製造も可能

事業性調査の内容

  • 住友大阪セメントによる技術評価
  • 日本での商用化に向けたパイロット生産の検討
  • 2026年度中の製造事業化を目指す
  • 将来的には、アジア地域への展開も検討

Fortera社について

  • 低炭素セメントの製造技術を持つ企業
  • CEOのRyan Gilliam氏は、TIME誌の「気候変動問題に影響力のあるリーダー100名」に選出

この取り組みにより、セメント製造時のCO2排出量を大幅に削減し、持続可能な社会の実現に貢献することが期待されます。

低炭素セメントの製造技術を有するFortera社と事業性調査に関する覚書を締結 | 住友商事

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