2025年 丸紅社長年頭挨拶

<PR>丸紅の選考対策、企業研究におすすめ!

丸紅 リーディング・カンパニー シリーズ

1. はじめに

柿木社長は、社員とその家族に向けて新年の挨拶を述べた後、年末年始の休暇を経て英気を養えたことを願った。

2. 経済環境と世界情勢

2024年は地域紛争の長期化や中国経済の減速が見られ、米国大統領選ではトランプ氏の復帰を含め、ポピュリズムや経済ナショナリズムの台頭が目立った。2025年はさらなる変化の年となり、米中対立の激化や米国の関税政策による国際貿易への影響が懸念される。一方で、米国の減税・規制緩和による経済活性化、日本の省力化投資や経営改革の加速といったプラス要因も期待される。

3. 中期経営戦略GC2024と次期戦略

2025年度で最終年を迎える「中期経営戦略GC2024」は順調に進捗し、定量目標を達成する見込みだ。資本効率を意識した経営、成長投資の推進、資産回収の進展に加え、グリーン戦略による再生可能エネルギーの拡大、銅の持分生産能力の強化が成果を上げている。人材戦略ではミッションベースの人事制度や適材適所の環境整備が進み、Moody’sやS&Pの信用格付けも過去最高水準を記録した。

次期中期経営戦略のキーワードは「ギアチェンジ」であり、2024年度の純利益見通し4,800億円を達成すれば、4年連続で4,000億円超えとなる。これは2020年度以前の2,233億円と比べ大きな飛躍であり、新たな成長フェーズへの移行を示している。その第一歩として、組織体制を5グループ・16本部から10部門に再編し、事業領域の拡張と成長領域へのシフトを加速する。

4. 丸紅グループの理念と展望

丸紅グループは「正・新・和」の精神を基本とし、経済・社会の発展と地球環境の保全に貢献する企業を目指す。この理念を具現化するため、社内外の知見・強みを掛け合わせ、新たな価値を創出する「Global crossvalue platform」を掲げる。2025年は、社員一人ひとりが自身の知識・経験・情熱を存分に発揮し、挑戦を楽しむ一年にしたいと述べた。

最後に、社員とその家族の安全・健康を願い、2025年が丸紅グループと世界にとって素晴らしい一年になることを祈念し、挨拶を締めくくった。

2025年 社長年頭挨拶

<PR> 業界研究におすすめ!  

Kindleなら今日中に理解を深められます👍

週刊東洋経済 2024/12/7号(商社 迫られる転換)

シン・総合商社―週刊東洋経済eビジネス新書No.459

図解即戦力 商社のしくみとビジネスがこれ1 冊でしっかりわかる教科書


投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

タグ: