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兼松、Space BD株式会社、株式会社デジタルブラスト、有人宇宙システム株式会社の4社は、宇宙環境利用ビジネスの創出を目指し、「SORAxIO(ソラクシオ)」を発足しました。この取り組みは、宇宙ビジネスの市場拡大を目的とし、啓蒙活動や利用者支援、政策提言を連携して行うものです。
近年、宇宙産業は世界的に活発化し、2030年に退役予定の国際宇宙ステーション(ISS)を引き継ぐ民間宇宙ステーションの開発が進められています。しかし、日本の宇宙ビジネスは民間企業主体の活動がまだ十分ではなく、市場の開拓が急務となっています。そこで4社は「SORAxIO」を立ち上げ、日本の宇宙環境利用市場の拡大を推進することにしました。
「SORAxIO」は、宇宙環境利用のプロモーション活動を共同で実施し、日本企業が世界市場で活躍できるよう、必要な政策提言を行います。また、有人宇宙システム株式会社が代表企業として、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が公示した「2025年度~2030年度 JEM利用インテグレーション業務」を受託しました。この業務では、ISS内の日本実験モジュール「きぼう」を活用し、実験や開発を促進します。ISSの運用経験を活かし、次世代の宇宙環境利用ビジネスにつなげることが狙いです。
兼松は、2023年に米国の宇宙企業Sierra Space社に出資し、アジア太平洋地域における戦略的パートナーシップ契約を締結しました。さらに20年以上にわたり宇宙関連機器の取り扱いを行ってきた実績があり、これまで培った知見とネットワークを活かして、宇宙環境利用ビジネスの発展に貢献します。
「SORAxIO」の名称は、「Space Opportunities Revolution And Transfer to (=x) Innovative Outcomes」の頭文字を組み合わせたもので、「宇宙環境利用の機会を革新し、イノベーションを生み出す」という意味が込められています。
参加企業のコメント
- 兼松株式会社 車両・航空部門長 城所僚一氏 「2030年に向け、宇宙ビジネスは大きく広がる可能性があります。弊社はこれまで衛星機器やロケット追尾サービスを手掛けてきました。今後も知見とネットワークを活かし、宇宙利用市場の拡大を目指します。」
- Space BD株式会社 COO 伊藤圭太氏 「宇宙の商業化を推進し、ISS『きぼう』での事業に取り組んできました。今回の業務提携を通じ、オールジャパン体制の構築に貢献していきたいと考えています。」
- 株式会社デジタルブラスト 代表取締役 堀口真吾氏 「当社は2018年に設立し、地球低軌道の商用化を目指して活動しています。『SORAxIO』の一員として、ISSの利用価値を高め、次世代へとつなげていきます。」
- 有人宇宙システム株式会社 常務取締役 中村太一氏 「当社は30年以上にわたりISSや『きぼう』のプログラムに携わってきました。来るべき民間宇宙ステーション時代に向け、各社と連携しながら市場拡大に貢献していきます。」
「SORAxIO」は、日本の宇宙ビジネスの可能性を広げる重要なプロジェクトであり、宇宙環境利用の市場を拡大する新たなステップとなります。
兼松、Space BD、デジタルブラスト、有人宇宙システム 宇宙環境利用ビジネス創出に向け業務提携、「SORAxIO(ソラクシオ)」を発足
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