兼松コミュニケーションズ、環境ビジネスを推進

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週刊東洋経済 2024/12/7号(商社 迫られる転換)

シン・総合商社―週刊東洋経済eビジネス新書No.459

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兼松株式会社のグループ企業である兼松コミュニケーションズ株式会社(KCS)は、環境ビジネスを展開する株式会社カーボントレードと販売代理店契約を締結しました。この提携により、KCSはカーボントレードの空間除菌器「CHEFER AIR(シェファー・エア)」を法人オフィス向けソリューションの一環として展開し、事業の多角化を進めます。

「CHEFER AIR」とは

「CHEFER AIR」は、カーボントレードが特許を持つ「コールドプラズマ技術」を活用し、化学物質や薬品を使わずにカビやウイルス、細菌、ニオイを除去する空間除菌器です。この技術は、待ち伏せ方式でウイルスを不活化し、従来の空気清浄機では対応できなかった壁や家具に付着した菌にも効果を発揮します。また、2時間で95%以上のウイルスを減少させることが確認されています。

提携の背景と目的

KCSは全国330以上の携帯キャリアショップを運営する一方で、法人向けモバイルソリューションにも注力しています。その中で、官公庁や病院、介護施設などへの導入実績を持つ「CHEFER AIR」に着目しました。さらに、「コールドプラズマ技術」は感染症予防や食品ロス防止など、多様な社会課題の解決にも貢献できるため、KCSのビジネス領域との親和性が高いと判断しました。

取扱い製品

  • CHEFER AIR CT-21(100㎡用、据え置き型):標準小売価格 498,000円(税別)
  • CHEFER AIR CT-11(10㎡用、可搬型):標準小売価格 49,800円(税別)
  • 新モデル(20〜30㎡用):ホテルや病室向けに開発中

コールドプラズマ技術の特長

コールドプラズマは、電極の形状を「面」とし、「積層化」することで少ないエネルギーで多くのプラズマ領域を発生させる技術です。この技術により、ラジカル基の発生効率を高め、より効果的な空間除菌が可能になります。

今後の展望

KCSとカーボントレードは、「CHEFER AIR」のさらなる用途拡大を検討し、畜産農家向けの防疫製品の開発や、CO2を吸着し数値化できる「PLASMA X(プラズマ・エックス)」のラインナップ拡充を予定しています。将来的には、これらの技術をデータビジネス化し、KCSのモバイル端末ビジネスや通信ビジネスへと発展させる計画です。

会社概要

兼松コミュニケーションズ株式会社(KCS)

  • 本社所在地:東京都渋谷区
  • 設立:1974年
  • 事業内容:移動体通信機器の販売、ソリューションサービス

株式会社カーボントレード

  • 本社所在地:東京都港区
  • 設立:2008年
  • 事業内容:カーボン・クレジット取引、再生可能エネルギー事業

兼松コミュニケーションズ、環境ビジネスを推進する カーボントレード社と販売代理店契約を締結

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