住友商事、KIYONOへ追加出資でマーケティングDXを強化

~デジタルマーケティングの全領域をカバーし、企業の成長を支援~

住友商事HPより

住友商事は、デジタルマーケティング支援を行う株式会社KIYONOに追加出資しました。これにより、住友商事グループはマーケティングDX(デジタル変革)の領域において、より幅広いサービスを提供できる体制を強化していきます。

マーケティングDXとは?

マーケティングDXとは、デジタル技術を活用して、企業のマーケティング活動を効率化・最適化する取り組みのことです。住友商事は、子会社であるSCデジタルを通じ、企業向けにマーケティング戦略のコンサルティングから、システム導入、運用支援までを一括して提供する「フルバリューチェーン」戦略を推進しています。今回のKIYONOへの追加出資を機に、この領域をさらに拡大し、より多くの企業にDXを活用したマーケティング支援を行っていきます。

KIYONOとは?

KIYONOは、企業のデジタルマーケティングを支援する会社で、次のようなサービスを提供しています。

  • マーケティング戦略の立案:企業が効果的に顧客へアプローチできるよう支援
  • データ活用ツールの導入:顧客データを管理・活用するCDP(カスタマーデータプラットフォーム)や、マーケティングを自動化するMA(マーケティングオートメーション)ツールの導入・構築
  • デジタル広告の運用:企業の広告出稿をサポート

近年、Cookie(インターネットの閲覧履歴を記録する仕組み)に頼らないマーケティング手法が求められています。KIYONOは、Cookieを使用せずに顧客データを活用する「ファーストパーティーデータ」を基軸としたマーケティングに強みを持ち、時代に合ったサービスを展開しています。

住友商事の狙い

住友商事は、KIYONOへの追加出資を通じて、企業が持つ顧客データを活用し、より効果的なマーケティングができる環境を提供したいと考えています。具体的には、次のような効果が期待されます。

  1. 企業のマーケティング支援の強化:データを活用したマーケティング戦略の立案や運用支援を拡充
  2. オファリング機能の強化:企業の課題に合わせた最適なデジタルツールの提案・導入を推進
  3. フルバリューチェーンの確立:データ活用から広告運用まで、一貫したマーケティング支援を提供

今後、住友商事はKIYONOとの連携をさらに強化し、企業がデジタルを活用して成長できるよう支援していきます。また、他の企業との提携も視野に入れ、マーケティングDXの領域を広げていく予定です。

住友商事グループは、デジタルマーケティングの全領域をカバーし、企業の事業成長や価値向上に貢献することを目指しています。

KIYONO 会社概要

会社名:株式会社KIYONO
設立:2017年1月
事業内容:デジタルマーケティング支援(CDP・MA導入支援など)

マーケティングDX領域のオファリング機能強化に向け、KIYONOへ追加出資 | 住友商事

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