~第1弾として韓国VALLOY社のラベルプリンターを導入~

兼松と株式会社SCREEN GP ジャパン(以下、GPJ)は、国内印刷市場における海外製品の販売で協業を開始しました。この提携により、GPJの技術力や販売・保守サポート体制と、兼松のプリンター事業における30年以上の経験と海外ネットワークを活用し、海外製のデジタル印刷機や関連製品を国内市場に広めていくことを目指します。
その第1弾として、韓国のVALLOY(バロイ)社が開発したトナーデジタルラベル印刷機「BIZPRESS 13R」の販売を、2024年10月23日から開始します。
デジタルラベル印刷機「BIZPRESS 13R」とは?
「BIZPRESS 13R」は、デジタル技術を活用したラベル印刷機です。従来のアナログ印刷機と異なり、版を使わずにデータから直接印刷するため、小ロットの印刷でも短時間で作業が完了します。
主な特長
- 省スペース設計
- 1.5㎡(畳1帖ほど)のコンパクトサイズで、工場だけでなくオフィスにも設置可能。
- 多様な印刷用紙に対応
- コート紙やアート紙など、さまざまなラベル素材に印刷可能。
- 簡単な操作性
- 見当合わせ(インクの位置調整)や色合わせの作業が不要で、初心者でも扱いやすい。
- 高い生産性
- 短い準備時間で印刷でき、小ロットの注文にも柔軟に対応可能。
このような特長を持つ「BIZPRESS 13R」は、これまでアナログ印刷が主流だったラベル印刷業界にデジタル技術を取り入れ、効率化を図るのに適した製品です。
また、2024年10月23日(水)~25日(金)に東京ビッグサイトで開催される「ラベルフォーラムジャパン2024」では、SCREENブースにて実機を展示し、デモンストレーションを実施します。興味のある方は、ぜひ実際の性能を確かめてみてください。
提携による狙い
この提携により、兼松とGPJは日本市場におけるデジタルラベル印刷機の普及を加速させることを目指します。
兼松の強み
兼松は、30年以上にわたってプリンター事業を展開し、海外メーカーとのネットワークを構築してきました。その知見を生かし、日本市場に適した製品を発掘し、輸入・販売を行います。
GPJの強み
GPJは、印刷機メーカーとして長年培ってきた技術力と、販売・保守のサポート体制を持っています。すでに「Truepress LABEL 350UVシリーズ」といったデジタルラベル印刷機を開発し、世界中で販売してきた実績があります。
両社の強みを組み合わせることで、これまで国内市場で十分に普及していなかった海外製の印刷機を導入し、日本のラベル印刷業界のデジタル化を進めていきます。
企業コメント
兼松株式会社 電子機器部長 中川 新介氏
「このたび、SCREEN GP ジャパン様という素晴らしいパートナーと協業し、日本市場に参入できることを嬉しく思います。『BIZPRESS 13R』は、大型ラベル印刷機とデスクトップ型ラベル印刷機の両方のニーズを満たせる製品です。この製品を通じて、日本のラベル印刷市場全体の拡大も目指します。」
株式会社SCREEN GP ジャパン 代表取締役社長 有賀 賢一氏
「兼松様との協業により、日本市場に新たな製品を投入できることを大変嬉しく思います。当社は2013年に『Truepress LABEL 350UVシリーズ』を開発し、高品質なデジタルラベル印刷機を提供してきました。今回、よりコンパクトな『BIZPRESS 13R』をラインアップに加えることで、日本のラベル印刷市場のデジタル化をさらに加速させていきます。」
会社概要
株式会社SCREEN GP ジャパン
- 設立:2002年7月
- 本社所在地:東京都江東区越中島一丁目1-1 ヤマタネ深川1号館5階
- 事業内容:印刷・製版関連機器、情報・画像関連機器、情報通信機器、電子工業用装置の販売
まとめ
今回の提携により、兼松とGPJは日本のラベル印刷市場に新たな選択肢を提供します。特に「BIZPRESS 13R」は、コンパクトで導入しやすく、デジタル印刷を活用して短納期・小ロット対応が可能な画期的な製品です。
今後も両社は、海外製のデジタル印刷機を積極的に展開し、日本の印刷業界のデジタル化と効率化を促進していく予定です。10月23日からの展示会で実機を確認できるので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
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